帰省や友人宅への訪問、職場でのご挨拶など、夏は意外と手土産を贈る機会が多い季節です。しかし、暑さが厳しい時期は、遠方への持ち運びや冷蔵保存の問題などがあり、手土産選びにもひと工夫が必要となります。
本記事では、そんな夏の悩みを解決する、常温で持ち運びやすく、センスのよさが伝わる夏らしい手土産を中心にご紹介します。
夏の手土産選びのポイントや、よくあるお悩みとその対策もあわせて解説するので、夏の贈りもの選びに迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
夏に手土産を贈るシーンとは？
夏は、人と会う機会が増える季節です。手土産を贈る場面も、フォーマルな挨拶からカジュアルな集まりまで、さまざまなシーンに広がります。
たとえば、お盆の帰省では、実家や義実家、親戚宅などへ手土産を持参することが一般的です。夏ならではのイベントや、友人宅でのホームパーティーに招かれる機会もあるでしょう。
業種によっては異動や退職の挨拶が重なる時期でもあり、職場への手土産が必要になるケースもあります。ほかにも、地域の集まりやちょっとした差し入れなど、手土産が求められる場面は意外に多く存在します。
夏の手土産を選ぶポイント
夏の手土産を選ぶ際は、相手への気遣いや季節感に加えて、日持ちや持ち運びやすさにも配慮することが大切です。
ここでは、押さえておきたい夏の手土産選びのポイントを4つの視点からご紹介します。
見た目にも涼しさを感じるものを
夏の手土産は、パッケージや見た目から「涼」を感じさせるものを選ぶのがおすすめです。視覚的な清涼感が、受け取った相手にひとときの涼しさを届けてくれるでしょう。
透明感のある容器や、青や白などの寒色系を基調としたパッケージ、爽やかな色合いのスイーツは、まさに夏にぴったりの贈りもの。
たとえば、ゼリーや水ようかんのような涼菓は見た目にも涼やかで、味わいにも季節感があり、年代を問わず喜ばれる定番の手土産です。
味も夏らしさを意識して選ぶ
夏の手土産には、味わいにも夏らしさを取り入れてみるとよいでしょう。
柑橘類やミント、フルーツを使ったお菓子など、口にすることで爽やかさを感じられる品は、暑い季節におすすめです。
さらに、夏限定フレーバーの焼き菓子やジュレなど、季節感のある商品は贈りものに特別感を添えてくれます。
日持ち・保存性に注意
手土産は、すぐに渡してその場で食べてもらえるとは限りません。そのため、日持ちするかどうかは、選ぶ際の大切なチェックポイントです。
特に夏は気温が高く、移動中の温度管理が難しいため、生菓子や要冷蔵の品は避けたほうが安心です。常温での保存が可能で、できるだけ賞味期限に余裕のある商品を選ぶように心がけましょう。
配りやすい個包装タイプが便利
親戚の集まりや職場など、複数人への手土産には個包装タイプが便利です。
ひとつずつ包装されていれば、配る際にも手間がかかりません。また、自宅に持ち帰る際にも扱いやすく、衛生面でも安心です。
ジャンル別｜夏におすすめの手土産
夏らしい手土産には、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、定番で人気の高い夏の手土産を3つのジャンルに絞ってご紹介します。
ゼリー
涼しげな見た目と、つるんとした口当たりが夏にぴったりなゼリーは、老若男女問わず喜ばれる夏の手土産です。
果実入りや二層仕立てのゼリーなどの華やかな商品を選べば、視覚的にも楽しんでもらえます。
また、常温保存が可能な商品であれば、持ち運びの際も安心です。
焼き菓子
日持ちがして個包装で配りやすい焼き菓子は、手土産の定番です。
常温で持ち運べるため、会社訪問や知人宅へ行く際なども含め、幅広いシーンで選ばれています。
夏限定のパッケージや味を選べば、定番の焼き菓子でも季節感を演出できるでしょう。
フルーツジュースや水出し緑茶
甘いものが苦手な方へ贈る手土産や、お菓子以外の贈りものを選びたいときには、ドリンク系のギフトがおすすめです。
果実の風味を活かしたジュースや、暑い季節にぴったりの水出し緑茶は、口当たりが良く上質な味わいで、世代を問わず好まれます。
瓶入りのジュースや、涼しげなパッケージのティーバッグの詰め合わせなど、見た目にもこだわった夏の贈りものを選ぶのも良いでしょう。
失敗しない夏の手土産選び｜よくあるお悩みとその対策
手土産を贈るからには、できるだけ失敗は避けたいものです。とはいえ、相手の好みに悩んだり、フォーマルな場にふさわしい品を選ぶのが難しかったりと、迷うことも少なくありません。
さらに、高温多湿な気候の夏は、移動中の保存状態にも注意が必要です。
ここでは、夏の手土産選びでよくあるお悩みについて、ありがちな失敗例とその具体的な対策をご紹介します。
冷蔵・冷凍品を選んで持ち運びに困った
夏は気温が高く、移動中は食品の温度管理が難しくなりがちです。特に冷蔵・冷凍が必要な商品は、扱いに注意しないとトラブルにつながることもあります。
よくある失敗例
- 保冷剤を持参していたが長時間の移動で溶けてしまい、中身が傷んだり、見た目が崩れたりしてしまった。
- 相手先の冷蔵庫・冷凍庫に十分なスペースがなく、受け取り後の保存に困らせてしまった。
対策
できるだけ常温保存が可能な商品を選ぶと安心です。たとえば、ゼリーやフィナンシェ、サブレなどは日持ちもしやすく、夏の贈りものに適しています。
相手の好みをよく知らず、選び方がわからない
相手の好みをよく知らない場合、「手土産に何を選べばよいか悩んでしまう」という声は少なくありません。
よくある失敗例
好き嫌いが分かれる個性的なお菓子を選んでしまい、相手の好みに合わなかった。
対策
相手の好みをよく知らない場合は、できるだけ万人受けしやすい定番の味を選ぶのが安心です。
さまざまな味が楽しめるアソートタイプを選べば、相手が好みに合わせて選べるため、手土産選びでの失敗も少なくなります。
職場やフォーマルな場で、失礼のない手土産を選びたい
職場や目上の方への訪問などのフォーマルな場では、失礼のない品選びが求められます。 きちんとした印象を与えられるかどうかは、見た目や包装にも大きく左右されます。
よくある失敗例
- パッケージがカジュアルすぎて、フォーマルな場では「きちんと感」が足りず、場の雰囲気に合わなかった。
- 流行を取り入れたが、相手の年齢層に合わなかった。
対策
高級感のある包装紙や化粧箱入りの商品を選ぶことで、フォーマルな印象を演出できます。 迷う場合は、百貨店に入っている有名ブランドの商品を選ぶと、品質も見た目の上品さも兼ね備えているため安心です。
特別感を出したかったのに、ありふれた印象に
手土産で印象に残るよう「特別感」を出したいと思っても、選び方によっては平凡な印象になってしまうことがあります。
よくある失敗例
センスのよい手土産を選んだつもりが、「どこでも買えるもの」という印象を与えてしまい、特別感に欠けてしまった。
対策
特別感を演出したいなら、「ここでしか買えない」「今だけしか手に入らない」といった限定の商品を選ぶのが効果的です。
たとえば、季節限定・店舗限定・数量限定などの希少性があるアイテムであれば、相手に印象を残しやすくなります。
価格相場の目安
夏の手土産を選ぶ際、どのくらいの価格帯がよいのか迷う人も多いかもしれません。実際には、贈る相手やシチュエーションによって、適した価格帯は異なります。
たとえば、お盆の帰省時や仕事の取引先に贈る手土産であれば、2,000〜5,000円程度 がひとつの目安です。 一方、友人宅への訪問やホームパーティーなどのカジュアルな場面では、1,000〜3,000円程度が一般的です。
相場よりもあまりに高価なものを選ぶと、かえって相手に気を遣わせてしまうことがあります。大切なのは、相手との関係性や贈る目的に合わせた無理のない価格帯を選ぶこと。そうすれば、 相手への思いやりが伝わる、心地よい手土産になります。
まとめ｜夏の手土産には季節感と心遣いが伝わる品選びを
夏の手土産は、保存性や持ち運びやすさに配慮し、相手の好みや渡すシーンに合った品を選ぶことが、失敗しないための大切なポイントとなります。
さらに、見た目の印象や包装にもこだわり、夏らしい季節感と細やかな心遣いが伝わるギフトを選ぶとよいでしょう。
そんな夏の贈りものには、アンリ・シャルパンティエの洋菓子ギフトがおすすめです。
看板商品のフィナンシェやマドレーヌをはじめとする焼き菓子の詰め合わせは、目上の方への贈りものはもちろん、ご家族や職場への手土産など、幅広いシーンで選ばれています。
なお、夏らしいギフトを贈りたい方は、以下のページもぜひ参考にしてみてください。季節限定の掛け紙もご用意しており、季節感や特別感を大切にしたい贈りものにぴったりです。
この夏、贈る相手の笑顔を思い浮かべながら、ぜひアンリ・シャルパンティエのこだわりのスイーツギフトを選んでみてはいかがでしょうか。